【簡単解説】トレードが苦手でも大丈夫!億トレが教える仮想通貨の世界で稼ぐ方法5選【初心者向け】

仮想通貨を始めた方の多くは、トレードによる売買差益で稼ごうとします。
ですが、伸びる銘柄を見極めることはなかなか容易ではありません。また、銘柄を見る力に加えて上昇相場や下降相場のトレンドを察知する力も必要となってきます。
そこで今回は、トレードが苦手な方に向けて仮想通貨の稼ぎ方5選を紹介していこうと思います!

目次

仮想通貨の稼ぎ方5選

仮想通貨は株やFXと比べて、いくつもの稼ぎ方が存在しています。その為、慣れないうちからひとつのトレードスタイルに固執するのはあまりよくありません。
人それぞれ得意不得意なトレードスタイルがあるので、まずは幾つものトレード方法を試してみてください。そして、自分に合ったトレードを見つけてから本腰を入れるとよいでしょう。

①裁定取引(アービトラージ)

裁定取引とは、取引所間の差額を利益として得る方法です。一般的にはアービトラージ、略してアビトラと呼ばれています。
FXをやっている方はあまりピンと来ないかもしれませんが、仮想通貨は取引所によって異なる価格で取引されているケースが度々起こります。
例えば、2021年12月31日23時59分付近のビットコインの価格を見てみましょう。

1枚目はビットコインの世界価格です、約553万円で売買されています。
2枚目は日本の取引所bitbankのビットコイン価格で、540万円前後で売買されています。

同じビットコインなのに、13万円も価格が離れていますよね。
これは、海外取引所で利益をあげた日本人が、税金を確定するために日本の取引所でビットコインを大量売却したことが原因で生まれた価格差です。

もしこの時にbitbankでビットコインを1枚購入後、Binanceで売却をしていればほぼリスク無く12万円の利益を得ることができました。
このように、特定の条件により価格の差が生まれ、それによって利益をあげる機会が仮想通貨の世界では多々あるのです。

トレードの性質上、小さな利益をコツコツと積み重ねることになるので一気に稼ぐことは出来ませんが、着実に資産を増やしていきたい方にとってはオススメのトレード方法になります。
特にシンガポールの取引所bybitと日本の取引所(bitbankやコインチェック)は価格の差が発生しやすく、銘柄的にもアビトラ機会が多いので、いざという時の為に登録しておくと良いかもしれません。

他にも、仮想通貨に精通しているユーザーは、分散型取引所(DEX)も交えて裁定取引をしている方も多いです。
分散型取引所(DEX)については、説明がややこしい上に中級者以上の経験がないとトラブルに巻き込まれやすいので、また別の機会に解説させていただきますね!

②IEO

IEOとは、仮想通貨取引所が上場前の通貨を先行販売するサービスです。通貨発行体が資金調達や認知を広める目的で実施する為、かなり安い価格で仮想通貨を仕込める可能性が高いです。
感覚的には株の新規公開株式(IPO)に近いと言えるでしょう。
ちなみに正式名称はInitial Exchange Offeringですが、みんな略して呼んでいるのでIEOと覚えていれば問題ありません!

IEOの実施は取引所によって異なります。特に海外取引所では頻繁に行われており、日本人ユーザーはBinanceのIEOに参加していることが多いでしょう。
例えば、最近話題のSTEPNもBinanceでIEOを行い、GMTという通貨をユーザーに配布しました。
下記の画像がSTEPNのIEOの詳細です。

BinanceのIEOに参加するには、一定期間バイナンスの取引所トークン(BNB)を保有している必要があります。
そしてBNBの保有量によって、上場前の通貨を何枚購入できるかが決まります。
この例の場合、2022年3月2日~3月9日の間にBNBを保有していたことで、13379枚のGMTを0.336BNBで購入できる権利を貰いました。

現在、GMTは1ドル前後で取引されている為、約13000ドル分の仮想通貨を0.336BNB(当時のレートで130ドル程度)で購入できたことになります。
つまり、IEOに参加しただけで100倍の利益に…。ちなみにピーク時に売却していれば約400倍の利益でした泣
このように、条件を満たして事前に購入することによって大幅なアドバンテージを取れる可能性があるのがIEOの魅力と言えるでしょう。

ただ、IEOは相場のトレンドによって収益が左右されがちです。
特に2022年の5月くらいから始まった下降トレンドの時期は、IEOで配布される通貨の伸び代も悪く、不発に終わってしまうことも多々ありました。
その為、IEOに参加する場合は、事前にその通貨の情報を調べた上でトレンドも意識してみてください。

尚、日本の取引所は規制が厳しいことから、IEOの実施はあまり行われていません。IEOのほとんどは海外取引所で行われています。
今のところIEO実施の前例があるのはGMOコインとコインチェックのみとなっております。
IEOが始まってから登録しても間に合わないことがありますので、もし参加してみたい方は事前に登録をしておくと良いかもしれません。

③レンディング

株のように配当を貰うことはできないかな…。そんなことを思っているあなた!
是非レンディングを活用してみましょう。

レンディングは、その名の通り仮想通貨を貸出するサービスです。
自分が借りる側になることもあれば、自分の保有している通貨を貸し出すこともできます。
貸し出した場合、利息を受け取ることができるので、安定した収益を実現させることが可能です。

レンディングサービスを提供している所の多くは海外取引所です。
有名どころですと、BinanceやBlockfiでしょう。
特にBinanceは200種類以上の銘柄でレンディングを利用できるので、大抵の通貨で活用することができます。

少ないですが、国内取引所でもレンディングを実施しているところはあります。
例えば、GMOコインやbitbankが有名です。
GMOコイン、bitban共に1~3%の利率で仮想通貨を貸し出すことができます。
安全面でも十分信頼できる取引所ですので、国内で貸し出しをしたい方は、こちらの取引所2つを活用するといいでしょう。

④ファンディングレートで金利取り(FR)

ファンディングレートとは、資金調達率を表します。ポジションを保有している場合に掛かる金利のことですね。
特定のタイミングで特定のポジションを持っていると金利が貰えたり、逆に払ったりすることになります。
デリバティブ取引(先物やレバレッジ取引)で導入されているシステムであり、通常の売り買いでは発生しません。

分かりやすく説明すると、仮想通貨取引所は買いポジションと売りポジションの量をできるだけ均等にしたいと思っています。
ですが、仮想通貨が盛り上がっているバブル時は、大半のユーザーがロングポジション(買い)を取りがちで、悪いニュースが出た時はショートポジション(売り)を取る人が多くなります。
そこで、ロングポジションとショートポジションのバランスを取る為に導入されているのがファンディングレートです。

更に分かりやすいように画像で説明してみましょう。
今回は、日本人がデリバティブ取引で一番利用しているbybitを例に解説していきます。

上記は、bybitのBTC/USDT無期限の取引画面です。
赤枠で資金調達率と書いてあるのが分かるかと思います。
こちらがいわゆるファンディングレートで、ロングポジションを持っているユーザーは0.0049%の金利を払い、逆にショートポジションのユーザーは0.0049%の金利を受け取れます。
もしこの金利が-0.0049%みたいにマイナス表記だった場合は、金利を貰う側・払う側が逆になります。

そして、ここからが本題なのですが、このファンディングレートはうまく立ち回ることで金利だけをノーリスクで抜き取ることが出来ます。
察しの良い方は気づいたかもしれません。
そうです、通常の取引で現物を売買しながら、その同額をデリバティブで逆ポジションとして持つことで、実質金利だけ入ってくるのです!
これがいわゆるFR取りと呼ばれている手法で、主にステーブルコインを持て余している人が取り組んでいます。

⑤Defiを利用する

Defi(分散型金融)は、2021年辺りから急激に人気を博してきた投資方法です。Defiのプロジェクトに流動性を提供することで、独自の通貨を貰うことが出来ます。


初心者に分かりやすく言うと、リスクが高いレンディングのようなものですね。
何のこっちゃ?と思う方も多いと思うので、画像で説明してみましょう。

こちらは、最もユーザー数の多いPancakeSwapという分散型取引所です。
このPancakeSwapに流動性を提供することで、リターンを得ることが出来ます。
例えば、画像内のBUSD-BNBという項目は、BUSDとBNBの両方をPancakeSwapに預けることで、年率13.34%の配当を受け取れることを表しています。

中には年率100%を超えるペアも存在しており、上手くいけばかなりのリターンを得ることができますが、トークンの下落やインパーマネントロスというリスクも存在していますので、必ず利益が出るわけではありません。
リスクとリターンを考慮できる中級者以上の方向けの投資方法と言えるでしょう。

Defiの詳しい始め方については、この記事では書ききれない為、こちらの記事で解説をしております。[別記事]

まとめ

今回は仮想通貨の稼ぎ方を5選解説させていただきました。
このように、仮想通貨の世界ではトレード以外で稼げる方法がいくつも存在しています。

トレードだけで安定した利益を上げ続けることは容易ではありません。
いわゆる億トレという方の多くは、トレードの他にもいくつかの手法を確立しており、その時のトレンドや市場の状況を見て臨機応変に動いています。

初心者の方は新しい手法を確立するのに時間が掛かるかもしれませんが、将来的に役立つこと間違いなしなので積極的に取り組んでみましょう!
慣れてくると、Defiを使ってアビトラをするといった感じで、様々な手法を掛け合わせて一層収益力のある手法を編み出すこともできますよ!

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