2018年7月20日、新たに海外取引所の「CoinExchange」で上場し、注目を集めている『BENGO(弁護士コイン)』。
CoinExchangeへのBTC送金完了!
あとは、弁護士コインを買うだけだー。楽しみ!— ワタル (@bokujiyuu) 2018年7月19日
無論、僕もかなり注目をしてまして、期待を込めて買わせていただいてます。
今回は、そんな弁護士グループが展開するという異色の仮想通貨「BENGO(弁護士コイン)」の特徴やプロダクトについて説明していきたいと思います。
目次
BENGO(弁護士コイン)とは?
BENGO(弁護士コイン)は、「すべての被害者が救われる世界を実現する」を理念として、集団訴訟プラットフォーム「enjin」を立ち上げ、運営する仮想通貨プロジェクトです。
日本では、詐欺や悪意ある企業の行為によって被害を受けたものの、一人当たりの被害額が、弁護士費用よりも小さい「少額被害者」などが年間約16兆円分も存在するにもかかわらず、まったく救済されることなく放置されています。
こういった「費用倒れ」による「泣き寝入り」を根絶し、すべての被害者が弁護士にアクセスして救済されるための場を作る、という想いで、我々は集まり、enjinを立ち上げました。
BENGO(弁護士コイン)ホワイトペーパーより抜粋。
enjinは、被害者・弁護士・支援者をマッチングすることで、訴訟のハードルを下げることを目的としたプラットフォームを開発したというわけです。
これはかなり社会的意義を感じるプロジェクトだなぁと感じたために、僕も強い関心を抱きました。
BENGO(弁護士コイン)のスペック
名称 | BENGO(弁護士コイン) |
---|---|
仕様 | ERC223 |
発行枚数 | 200億枚 |
実装機能 | 一括投げ銭機能、ロックアップ機能、Burn機能、不正アカウント凍結、MINT機能 |
運営法人 | 株式会社クラスアクション |
仕様の「ERC223」とは?
ERC223=「Ethereum Request for Comments223」と言って、簡単に説明すると【Ethereum(イーサリアム)ベースのトークン規格】である、ということです。
現在、広く普及しているのが「ERC20」という規格ですが、その改良版が「ERC223」と理解して問題ないかと思います。
イーサリアムベースの通貨なので、保管は『MyEtherWallet(マイイーサウォレット)』で行いましょう!
運営チームの保有は10%
開発費にかかる内訳もかなり詳細に開示されており、運営側の見えなくなっている部分が少ないですよね。
透明性が高くて信用できる印象を受けました。
運営チームが保有しているのは全体の10%ですので、運営チームによる「売りの圧力」は少なくなると予想しています。
6,000万円の資金調達に成功している
2018年5月にenjinのベータ版をリリースしており、シリコンバレーに本社を置く500Startups社や個人投資家から合わせて6,000万円の資金調達をしています。
また、多くのメディアにも取り上げられ掲載されていますね。
これらの記事からもわかる通り、実際の弁護士が代表を務めていることや、法律業界に親和性の強いメンバーでチームビルディングされていることも期待値が高い要因となっていますよね。
BENGO(弁護士コイン)で実現できることとは?

運営している集団訴訟プラットフォーム「enjin」によって、被害者と弁護士のマッチングを行っています。
マッチングを行うことにより、以下のことが可能になります。
- 被害者と弁護士を今まで以上にスムーズに結びつける
- 同じ被害に合われた方同士を結びつけ、互いに助け合う
- 被害に合われた方と、それを支援したい方を結びつける
特に太字で記載した部分が、BENGO(弁護士コイン)だからこそ実現を目指せる画期的な試みになるわけですね!
①支援者→被害者の投げ銭

集団訴訟をする被害者団に対し、「助けたい」「支援したい」「応援したい」という方々からBENGO(弁護士コイン)を用いて「投げ銭」することができます!
現金での投げ銭ですと、ファンディングの手数料が発生します。
しかし、そこをBENGO(弁護士コイン)には、多くのクラウドファンディングサイトが徴収する手数料をすべて無料にすることで、従来よりも支援ハードルを下げることができるよになります。
②被害者→被害者の投げ銭

支援を受けて助けられた元被害者たちが、「同じ境遇の人を助けたい!」といったときに、新しい事件の被害者へBENGO(弁護士コイン)の投げ銭を行うことができます。
支援を受けた方々が、「同じように苦しんでいる人を助けたい!」と思うことにより、『支援する気持ち』が良い循環で回り始めます。
こうした支援の気持ちが輪のようにつながり、それが大きな円陣となるように。という想いから「enjin」というプラットフォームの名前につながっています。
③条件付き投げ銭

「相手方企業から一定の金銭を回収した場合には、一定のパーセンテージを積算した額のリターンをもらえる」という条件つきの投げ銭です。
リターンが得られることで支援者側にもメリットが生まれ、「BENGO(弁護士コイン)」を購入し保持するための強いインセンティブとなりますよね。
そうなることで、より多くの投げ銭が行われ、比例して「BENGO(弁護士コイン)」の価値も高まるという好循環になります。
④事件担当弁護士への投げ銭

被害者やその支援者は、事件を担当してくれる弁護士に対して、「BENGO(弁護士コイン)」の投げ銭を通じて、「応援・感謝の気持ち」をダイレクトに伝えることができます。
集団訴訟は、通常の1対1の事件に比べると、被害者とのコミュニケーションコスト、書類整理・作成コストなどがはるかに大きくなるため集団訴訟を引き受けることができる弁護士が少ないのだそうです。
もしくは、担当してくれる弁護士は、往々にしてそこを無料でやってくれるケースもあるそうなんですね。
そのような弁護士への「感謝」や「応援」の気持ちを表す手段として、「BENGO(弁護士コイン)」の投げ銭を行います。
⑤Q&Aに回答した弁護士への投げ銭

「集団訴訟Q&A」において、被害者や支援者からの質問に対して、回答した弁護士に対する「感謝」の気持ちを表す手段として、「弁護士コイン(BENGO)」による投げ銭ができます。
この仕組みができあがることで、よりアクティブに被害者の質問に前のめりで回答してくれる弁護士が増えることが予想されます。
また、被害者への質問に対する貢献度をランキング化して、弁護士の回答へインセンティブを付けるなどの要素も加えるのだそうです。
⑥弁護士から弁護士への投げ銭

弁護士が、他の弁護士へ「BENGO(弁護士コイン)」を投げ銭することができます。
今までは、ある集団訴訟で勝訴した成功報酬の一部を基金として貯めておき、別の集団訴訟が起こったときに充当するという運用が行われていました。
この部分をオンラインで実現できるようにする、という目的になるそうです。
また、経験値の高い弁護士からノウハウを教えてほしい!という弁護士は、「BENGO(弁護士コイン)」を投げ銭することでノウハウの共有を受けるといった使われ方もされるようです。
⑦決済として

弁護士報酬の決済手段として、「BENGO(弁護士コイン)」を使用できるようにすることを想定しています。
決済を簡易にすることで、いまだ現金手渡しでの支払いがされている弁護士業界において、被害者の弁護士利用への心理的ハードルを少しでも取り除けるようにすることが狙いのようです。
注目は国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」との連携
これだけ多くの「投げ銭システム」の使われ方が早くも想定されております。
そこで注目されているのが、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE」との連携です。
これはもう相性バッチリな組み合わせだと思うんですよね。
投げ銭システムとして、「CAMPFIRE」を通じて支援できるようになると、かなり普及が早まりそうな気がします。
これは今後にかなり期待できそうだなぁ、と個人的に感じています。
2018年以降のロードマップ

- 2017年11月1日 株式会社クラスアクションが東京都港区南青山の地に設立
- 2018年3月1日 500startupsとエンジェル投資家より6,000万円の資金調達を実施
- 2018年5月21日 「enjin」ベータ版をリリースし日経をはじめ各種メディア掲載
- 2018年6月初旬 事前エアドロップの申請開始、LPの公開
- 2018年6月中旬 弁護士コインコミュニティの形成を開始
- 2018年10月末日 コミュニケーションを円滑化する機能の実装を予定
- 2018年12月末日 「現金」での寄付機能を実装予定
- 2019年2月末日 「弁護士コイン」による投げ銭機能を実装予定
- 2021年12月末日 マザーズ市場へのIPO(Initial Public Offering)を予定
「BENGO(弁護士コイン)」に投げ銭機能の実装は2019年2月の予定ですね。
かなり中長期的な成長計画ですので、プロジェクトに期待している方は、今のうちに買っておくと良いと思いますよ。
弁護士×仮想通貨という新たなジャンルのプロジェクトで、且つかなり可能性あるなぁと僕は感じてます。
骨子さえ固まれば、弁護士の業界内で一気に広まることさえ有り得ます。
がんばってほしいですね!
BENGO(弁護士コイン)のSNSやコミュニティを押さえておこう
弁護士コインが少しでも気になってる方は、SNSやコミュニティはなるべくフォローや参加をしたほうがいいですよ。
エアドロップの告知も見逃さなくて済みます!

チェック推奨のアカウントをまとめておきますね!
SNS | リンク先 |
---|---|
弁護士コイン公式Twitter | |
ディスコード | 弁護士コイン公式チャンネル |
テレグラム | 弁護士コイン公式チャンネル |
この3つのフォロー、チャンネル参加は推奨です。
BENGO(弁護士コイン)を買える取引所と買い方について
弁護士コインは、国内取引所では買えない通貨となっています。
買うためには、国内取引所いずれかのBTC(ビットコイン)を、海外取引所の「CoinExchange」、もしくは「StocksExchange」のどちらかへ送金する必要があります。
僕は、使いやすいという理由で「CoinExchange」を推奨しています。

口座の開設はすぐに完了するので、ぜひ確認してみてください。
国内取引所にBTCがないという方は、まずそちらに日本円を入金してBTCを準備するところから入ります。
個人的に、送金のしやすさや使いやすさの理由で「bitbank」をオススメしますよ。

BENGO(弁護士コイン)まとめ
相対的に、ホワイトペーパーの中身もすごくしっかりしており、プロジェクトとしても将来性を感じるおもしろい通貨だと思います。
あとは、社会的意義であったり、ビジョンなどにも個人的に共感できるので、「期待も込めて」買わせていただいている感じですね。
ロードマップでも説明したとおり、弁護士コインはまだまだこれからです。
「投げ銭システム」が開始してからが、本当の真価を問われる段階に入るかなぁと思っていますので、今はまだ通貨を保持しながら動向を確認しているといったところです。
<2018年8月9日 追記>
弁護士コインが、新たにCoinEXへの上場を決めたようです。

ぜひ、一緒に今後の弁護士コインの行方をチェックしていきましょう!

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